矢板市は、栃木県の北東部、東京圏から北に約100㎞、県都宇都宮市から約30㎞のところに位置しています。
主要な公共交通施設として、東北自動車道が市の南北を縦貫しており、片岡地区に矢板インターチェンジがあり、令和3年3月には、泉地区に矢板北スマートインターチェンジを整備しました。
そして、国道4号と、主要地方道矢板那須線が東北自動車道とほぼ並行に走り、東京圏と東北地方や那須塩原地方を結んでいます。
矢板地区の市街地に隣接して、国道461号が東西に走り、日光方面と大田原や茨城・福島方面とを繋げています。また、JR東北新幹線と東北本線(通称:宇都宮線)が南北を縦貫し、矢板駅と片岡駅の2駅があります。
こうした交通の利便性の高さを生かした工業・サービス業の振興が図られ、電子部品、精密機器関連の製造等が多くなっています。中でも、矢板工業団地に国内有数の大手電機企業が立地しており、市内には関連企業も数多くあり、「モノづくりのまち」としての牽引役にもなっています。
日頃より、当会の運営にご支援ご協力を賜り誠にありがとうございます。
矢板市金属工業会は、会員の相互扶助の精神に基づき、会員のために必要な事業を行いもって会員の自主的な経済活動を促進し、企業の発展を図る事を目的として、昭和53年に設立いたしました。
昨今の中小製造業を取り巻く状況は、商品・製品の低価格化に加え、原材料の高騰、電気料の値上げなど製造原価の上昇に苦慮し、また、大手企業の生産ラインの海外シフトにより、組立・検査等軽作業の受注が減少しています。
中小製造業が経営を持続的に行うために必要なことは「需要を見据えた設備投資」「製造ラインの効率化」「更なる製造コストの削減」などが挙げられます。
こうした状況のなか、我々矢板市金属工業会では、経営修復のために必要な「講習会」等の開催に努めると共に、情報交換や交流会、関係機関との繋がりを深め、各会員企業の経営安定と将来に繋がる各種事業を展開しております。